"次はここだよ"新興国投資術-戸松信博

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第1回
シルバーグレーの金銭学は暗記するほど読み返しました

今回連載を開始することになりました、戸松信博と申します!
現在、中国・ベトナム・モンゴルなど
アジアの国々を行ったりきたりの毎日で、
あまり日本におりません。
なので、そういった現地からの情報をできるだけ分かりやすく
皆様にお伝えしていきたいと思っておりますので、
今後とも宜しくお願いいたします!

さて、さっそくこれらの国々の情報を
お届けしたいところなのですが、
今回の連載を始めるにあたり、
連載のキッカケや邱先生に対する
いきさつをお話ししないわけにはいきません。
私は12年ぐらい前に中国株を始めたのですが、
そのときは大学を出たての社会人1年生で、
日本株をしたこともないド素人でした。

ですので、中国株を始めるにあたり、
株で成功した人に共通する成功法則を見つけようと思い、
株の本を100冊、200冊と読み漁った時がありました。
この時に知ったのが邱先生の本です。
今でこそ、内容の良い株の本は増えてきましたが、
当時、株の本と言えば、
目をギラつかせた相場師風の方が書くような、
かなり角度のついた本が大半を占めていました。
そういった本は株式市場の原理原則を書いた物ではなく、
「今、何を買ったら儲かるのか?」
ということに焦点が当てられており、
時が過ぎればすぐに陳腐化してしまうような
内容の本ばかりでした。

その中にあって邱先生の本は
株式市場の原理原則を書いた内容であり、
時が過ぎても色あせない本物の輝きがありました。
それ以来、すっかり大ファンになり、
先生の株に関するご著書の大半は目を通させていただきました。
特に「株の原則」
「邱永漢のシルバーグレーの金銭学 賢く財産を育てる研究」
などは暗記してしまうぐらい読み返したのを覚えています。
そんな邱先生から、
hi−Qでの連載開始のお声掛けをいただいたのは
ちょうど一年ほど前のことでした。

実はhi−Qで連載されている皆様は
以前からお知り合いの方が多いのです。
たとえば、中国ビジネスのススメの柳田さんとは
数年前に北京でお会いして、
中国に関するいろいろなことをレクチャーしていただきました。


<つづく>

 
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2007年6月12日(火)

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