自腹ゆえに本音、愛するがゆえに辛口。
友里征耶さんの美味求真

第446回
麻婆豆腐めぐり その9
陳麻婆豆腐レトルト試食会

先日、四川は成都を旅行された読者の方から
「陳麻婆豆腐」のレトルトをお土産にいただく機会がありました。
私が麻婆豆腐にはまって食べ歩いているのをコラムで知って、
ありがたいことにグラフ社まで送っていただいたものです。
折角の機会だったので、
グラフ社の編集の方たちと試食をさせていただきました。

箱には4パック。
1パックで豆腐1丁の目安と考えました。
中国語がわからないのですが、
用意したのはひき肉と豆腐と特選花椒。

葉ニンニクはないので、ネギを代用することはやめ、
ニンニクや唐辛子、豆板醤など調味料の添加も敢えてせず、
レトルトそのままの味付けでいただきました。

本店の麻婆豆腐より辛くなく食べやすいとのお話でしたが、
確かに女性の編集者にも
それほど負担なくおいしくいただきました。
私は、本店はおろか、
四川へ行った事がないので比較ができないのですが、
日本の提携店である「陳麻婆豆腐」の激辛仕様よりも
確かにマイルドでありました。
ちょっとコクを考えると、
豆板醤などを加えた方がよかったかもしれません。

麻婆豆腐にはまってから半年たったでしょうか。
かなりの店の物を食べまわりました。
おかげで中華はここのところ四川料理しか食べておりません。
昔は中華といったら広東だったでしょうか。
今ではかなり色々な地方の料理店がオープンして
認知されてきましたが、
この四川料理も都内でかなり多くなっていることに
あらためて気がついた次第です。

今回で、麻婆豆腐だけに焦点をあてたシリーズは終わりです。
以後は、他の料理店とおなじく
四川料理店も店全体として
コラムで述べて行きたいと思っております。


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2004年10月16日(土)

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