自腹ゆえに本音、愛するがゆえに辛口。
友里征耶さんの美味求真

第752回
友里はグルメ業界全員を敵に回すのか

738回から740回にかけてのコラムはかなりの反響でした。
というより、ご意見というかご指摘、
ご批判のメールをかなりいただきまして、
お返事を出すのが大変で
次週のコラムの入稿がかなり遅れて
事務局の方にはご迷惑をかけました。

しかしほとんどのお便りは、
慣れない郵政問題の私の発言に対するモノではなく、
慣れ親しんだ?グルメライターへの批判に対しての
ご意見、ご批判でした。
ネット上での不毛な言い争いはしたくない
との先方のお申し出もあり、
とりあえずはしばらくこの具体的な問題には触れませんが、
いただいたご意見のなかで
「友里はなんでもかんでも文句をつけるようになってきた。
グルメ業界全員を敵に回す気か」
というお言葉が、私はかなり気になりました。

そう言えば当初は
山本益博さんを主なターゲットにしていたと記憶しています。
続いて少しの間、横川潤さんも取り上げたと思いますが
あまりメジャーにならなかったので最近はご無沙汰です。
いつしか犬養裕美子さんに対する指摘が多くなり、
マスヒロさんと並んでこのお二方が両横綱。
大関や三役がなくて、大谷浩己さんや浅妻千映子さん、
小山薫堂さんを時々取り上げ、
最近ではついに、素人を装っているマッキー牧元さんや
「さとなお」さんにまで矛先を向けてしまいました。
今の日本の大方のメジャーに文句をつけてしまったようで、
この業界全員を敵に回してしまうのか、
とのご指摘に
私はちょっと調子に乗りすぎたかな、と一瞬びびったのです。

残っていらっしゃる方は、
もう関西地盤の門上さんくらいしか
いらっしゃらないかもしれません。
(あくまでメジャーな方がターゲットですので、
森脇さん、北條芽李以さんの出番はなかなか来ないでしょうけど)
門上さんのスタンス、取材姿勢は
マスヒロさん以上に疑問を持つところもあるのですが、
関西に疎く情報が入りにくいのでなかなか取り上げられません。

私が叫んでいる「自己顕示欲」、「勘違い」は
実は友里をも侵食してきているのかもしれません。
片っ端から気に入らないスタンスのフードライター、
ジャーナリスト、料理評論家に文句を言いまくっていますが、
かといってグルメ業界を改革する戦略があるわけではありません。
改革の本丸は、彼らライター、ジャーナリスト、
評論家と飲食店や料理人、マスコミとの癒着なのですが、
これを根本的に正すには、
既存のメジャーなガイド本や料理雑誌を絶版しなければならず
不可能です。
そして一番の問題は人の性でしょうか。
自己顕示欲、上昇志向、拝金主義など私も陥ってしまう人の欲が、
今の彼らのスタンスを造り上げていると考えます。

一番の解決策は、一般客、一般読者がしっかりした判断力のもと、
巷の雑誌や週刊誌の企画を吟味して
選択していけばいいのでしょうが、
小泉人気がいつまでも続くのと同じく、
なかなかそのような判断に至る方は少なく、
この先もこのような状況が続くのが残念です。


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2005年9月12日(月)

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