自腹ゆえに本音、愛するがゆえに辛口。
友里征耶さんの美味求真

第960回
「喰い切り 江ぐち」はどこへ行った?

昨年末にかけて発売された
アクセス・パブリッシング社の月刊誌や
ムックの「東京カレンダー」、「東京情緒食堂」には、
かなり思い入れを感じる料理店紹介記事がありました。

この春移転(リニューアルも)して心機一転勝負をかける店として、
大きく「ル マンジュ トゥー」と「かどわき」、
そしてこの「喰い切り 江ぐち」を取り上げていたのです。
工事現場で脚立に乗って図面を見るポーズをとる谷シェフ、
腕組んで店前で立つ門脇氏とともに、
しゃがんだり腕組む江口氏が大きく載っておりました。
誌面では、3月半ばに西麻布で開店予定となっていましたが、
谷氏や門脇氏の店は無事オープンし
その後の「東カレ」でもフォローされていたようですが、
江口氏の店の情報が見当たりません。

新店開店の半年前にこれまでの店を閉め
準備に奔走しているとありましたが、
まだオープンしていないのでしょうか。
電話番号を「104」に尋ねても、西麻布はおろか港区で
「喰い切り 江ぐち」や「江ぐち」で登録はないとのこと。
ざっとググッてみましても、以前の神宮前のものはありますが、
新店に関する情報が見当たりません。
同名のラーメン屋がかなり有名なようで、
ほとんどがこの店にヒットしてしまいました。

あれだけ大きく取り上げたのですから、
「東カレ」などでその後のフォローをしてもらいたいものです。
宣伝になってしまいますが、
私はこの4月から
日刊ゲンダイではニューオープンに絞ったコラムを
週に一回書いています。
ニューオープン店として、友里の取り上げるネタ店が少ない中、
この「江ぐち」は格好の取材対象であると考えます。
読者の方で、
「喰い切り 江ぐち」の情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、
ぜひお教えいただきたいくお願い申し上げます。


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2006年4月22日(土)

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