月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第43回
ぼったくりタクシー

最近、上海では「ぼったくりタクシー」が減りました。
リニアモーターカーの終点駅Longyang Roadや
テレビタワーの回りなど、通常価格の4倍もの金額を提示する
タクシーが常駐し、
観光客目当ての恐ろしい金額で、商売をしていました。

※ここで言う観光客とは日本人だけではなく、
各国からの観光客です。
中国人も含まれます。

地元の人間はリニアの駅などから少し歩き、
大通りに出てタクシーを捕まえていました。
それが習慣になっていたのですが、
最近ちょっと変わったようです。

先日の台風の影響で、風が強く、
傘もさせない状態でしたので、
高いのは覚悟のうえで
タクシーの列に並んだところ、
以前はいなかった、係員がいます。
「あれっ」と思い様子を見ていますと、
空港からのタクシーの様に、
チェックをしています。
「これは、もしかして!?」と思いながら、
タクシーに乗り込みますと、
何も言わないのに「メーター」を倒したのです。
本来ならば当たり前の事なのですが・・
リニアの駅から私の美容室まで、
メーターであれば約40元(約600円)ほどです。
以前の「ぼったくりタクシー」であれば、
200元から交渉がスタートし、
どんなに頑張っても100元は必要となります。
中国だけではありません。
アジアの他の国に行っても、
こんなことはよくあるのではないでしょうか?
単純なのですが、こんな所からも、
中国が変わっていくのを感じることが出来て嬉しくなります。

※中国でタクシーにお乗りになる際は、
助手席にお乗り下さい!
遠回りされずにすみます。
地場の中国人は基本的には、助手席に乗り込みます。
又、出稼ぎで来ている、道を知らない運転手に、
ルートを指示するのも楽なのです。

上海では、ほとんど見かけることの
無い凧揚げです。
この場所では、いつも見かけます。
日本では、ほとんど見なくなりましたね!


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2006年5月23日(火)

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