月田清博さんが日中に築く美の掛け橋

第130回
色も好みは国により違います

日本でも中国でも、
カラーリングは人気です。
しかし、好まれる色(染め方)は、
2国間で少し違います。
日本では、落ち着いた(ダークな)
ピンク系やオレンジ系が
多いと言えば多いのですが、
1色で染めるのではなく、
骨格や顔立ちなどをカバーするように、
多色使いをします。

しかし、ちょっと昔の、
ハイライトなどのように、
一目で色の違いがわかるような
色の使い方ではなく、
見た目は1色だけれど、
お顔周りのトーン(色の明るさ)が
違うなど、工夫がされています。

一方、中国では、
お金がある人がするのが、
カラーや、パーマですので、
「カラーをしていることが、
 キチンとわかる事」
が要求されます。
あまり、暗い色だと、
カラーをしている事が分かりませんので
好まれないようですし、
セクションカラー(ポイントカラー)も
キチンと分かる色を希望されます。
しかし、一部「ファッションリーダー」
たちは、感覚的にほぼ日本と同じように
話をされる方もあります。
又、色の傾向は、赤系が比較的多く
使用されており、
カラーチャート(色の見本)にも
その傾向が出ています。

北京のレストランで見かけた人形です。
中国が多民族国家であることが
良くわかります。


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2006年12月12日(火)

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