|   第1回 
          虹をみて! 
        これからしばらくの間 
          皆さんをホノボノとした気分にできる画を 
          紹介していきます。 
          文章で長々と説明すると読み疲れて 
          ホノボノとした気分になかなかなれないんで 
          説明はホドホドにしときます。 
          とにかく画を見てホノボノして下さい。 
        
           
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            |   趙龍観 「虹をみて!」  | 
           
         
        でもやっぱり説明いりますよね? 
          ちょっと説明させて下さい。 
          この画は中国の農民によって画かれている 
          「農民画」と言います。 
        中国の農民と言うと中国国内においても 
          あまり良い意味では使われません。 
          僕も中国での生活は短くありませんが、 
          何か変なことを言うと「農民!!」と言われ 
          馬鹿にされたもんです。 
          実際に農村地帯に行くと 
          ボロボロの服を着て、顔は日に焼け、 
          手もゴツゴツといった感じの農民達が多いですが、 
          そのイメージからは 
          とても想像できないような 
          すばらしい画を生み出してくれて 
          私達をホノボノとした気分にしてくれるんです。 
        今日の画は上海金山の 
          趙龍観という農民画家の画です。 
          この画の題は「虹をみて!」です。 
          ある村で雨上がりに空を見上げると 
          うわぁー綺麗な虹がでているよ!!と 
          村のみんなが喜んで虹を見ている場面です。 
          なんとも平和でホノボノとする一枚です。 
          川には鵜飼、その隣の船には 
          何だかよく分からない生き物が乗っていますが、 
          あれは豚らしいです。 
          農民画を描いた本人に確認しました。  |