■柳田洋・北京からの画像便り No.229
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現在すでに営業を始めた
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先日、香港に行ってきました。
香港は北京にいるよりも、
ずっと日本語を目にする機会が多いのですが、
やはりいまだにいわゆる「変な日本語」が
たくさんあります。
写真は「六本木・南蛮亭」の広告なのですが、
「現在すでに営業を始めた」と書いてあります。
日本語としては間違っていないし、
意味もわかるので、
ほかの「変な日本語」に比べれば、
かなりましではあるのですが、
それでもなんとなく変な感じがします。
日本人はこういう言い方はしません。
「翻訳会社が翻訳したものを
そのまま印刷しちゃいました」というのが
みえみえです。
せっかく日本人のお客さんにアピールするために
日本語の広告をしているのに、
これでは、逆効果です。
日本のお店の香港店なのに、
お店の運営に日本人が関与していないことが、
ばれてしまいます。
日本語の看板や広告を作るときには、
つまらないところで手を抜かずに、
最後にきちんと日本人にチェックしてもらった上で、
印刷にまわしてほしいものです。
撮影日:2007年3月9日(金)
撮影:柳田洋
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