新入生、荒木尊史さんのQさん経営学実践奮闘記

第57回
日本人のスケジュール管理は世界一です

もしQのコラムでも邱先生が書かれていましたが、
5月19日に伊勢丹の成都店がオープンしました。
この伊勢丹成都店のオープンに伴い、
当社の事業の一つであるQ's CAFEも
ケーキ専門店として食品売場の地下1階にオープンしました。
当社の出店が決まったのが昨年の夏、
内装工事が始まったのが今年3月末、
計画からオープンまで1年近くありましたが
本当にあっという間でした。

当然、色々な出来事が起こりました。
一時は本当にオープンに間に合うのかと
ヒヤヒヤした時期もありましたが、
予定通りに5月19日にグランドオープンしました。

これは凄いことです。

何が凄いかと言うと、
伊勢丹さんが5月19日のグランドオープンを決めたのは
半年以上前のことでした。
この中国で期日通りに仕事をこなす難しさは、
中国で仕事をしたことがある方であれば
誰でも身に染みて分かっていることでしょう。
今回の出店で私が改めて勉強させて頂いたこと、
また、強く印象に残ったことは
プロジェクトを進めるにあたっての日本人の詰めの深さです。
ホワイトボードには大分類、中分類、小分類と
ビルの内装工事から社員の研修スケジュールまで
きっちりとタイムスケジュールが組まれていて、
進捗管理が完璧にされている様子がひと目で分かりました。
不測の事態が次々と起こるこの中国で、
一度の期間延長も無くオープンさせた伊勢丹成都の皆様、
大変勉強になりました。
また、本当にお疲れ様でした。

Q's CAFE成都1号店もこれからがスタートです。
成都の皆様に“本物”のケーキを伝えるべく、
スタッフ一同頑張っていきます。
成都にいらした際は、是非、伊勢丹地下一階の
Q's CAFEのケーキで一息ついてください。


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2007年7月7日(土)

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