第264回
ライブドアVSフジテレビの中国版勃発、その実態は?

日本では、ニッポン放送をめぐる
ライブドアとフジテレビの戦いが注目されていますが、
中国でも同じような状態が起きています。
中国オンラインゲームベンダー最大手の
盛大互動娯楽(盛大網絡、SHANDA)が、
日本のYahoo!とも言うべき、
中国のポータルサイト最大手
「新浪網」を運営する
新浪公司(SINA)の株式を買い進め、
19.5%を保有、筆頭株主になりました。
これに対して、新浪公司自身が
「新株予約権の発行」という対抗措置を講じ始めています。
盛大網絡がライブドア、
新浪公司がフジテレビ・ニッポン放送、
あるいはフジサンケイグループと考えれば、
構図は全くそのままです。

盛大網絡も新浪公司も
米ナスダックに上場しています。
両社とも中国を代表するIT関連企業です。
新浪公司のほうは2000年に上場、
当初は赤字経営で苦しみましたが、
現在では、黒字転換を果たし、
非常に急速に業容を拡大、
2003年には株価もうなぎのぼりとなりました。
業態として、日本のYahoo!を想像すれば、
新浪公司のことも把握しやすいかもしれません。
ただ、日本のYahoo!は
ソフトバンクという大きな後ろ盾はありますが、
新浪公司は基本的には独立系です。
それでも、両社に共通するのは、
それぞれの国のインターネット分野で
圧倒的な存在感と影響力を持っている、
ということです。

一方の盛大網絡は
2004年に上場したばかりです。
歴史の浅い中国IT業界といえども、
新浪公司がその地位を
磐石なものとしているのに対して、新興です。
中国では現在、
オンラインゲームが爆発的なブームとなっています。
中国のインターネット利用者は約9400万、
ブロードバンドユーザーは4200万、
オンラインゲームユーザーは
3000万以上ともされています。
テレビゲーム機や携帯型ゲーム機が
普及している日本では、
オンラインゲームの認知度は、一般的には高くなく、
中国の状況も分かりづらいかもしれませんが、
急速な成長を背景に、
オンラインゲーム産業は、
中国のIT業界の成長をけん引、
すでに大黒柱にまでなりつつあるのが現状です。

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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2005年2月28日(月)

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