第17回
易筋経とは…行動は筋肉如何による

人の行動はすべて全身の筋肉の働きに依存しているので、
筋肉が弱くなったり、
力が入らなくなったり、
攣れを感じたりするなどの状態になった場合には、
必ず何らかの行動障害が
出てくるはずだと思います。
ただ障害の程度が軽いか重いかの違いだけです。
ですから健康な体には健康な筋肉が必要です。

弛緩していった筋肉には
程良い力を有した状態に
転化する必要があります。
攣れていった筋肉は
伸長状態に変更する必要があります。
虚弱していった筋肉は
強壮状態に転化する必要があります。

このような考え方に基づいて、
易筋経功法の練習法は
筋肉と筋力の鍛錬がその中心となりました。


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