第55回
“やせ派”?それとも“ひきしめ派”?

しばらく会っていない友人(男性)から
久しぶりにメールがきていました。
内容は「禁煙をしたら食欲が以前よりも増してきて、
腹がダボついてきたからひきしめたい。
何かいい運動があったら教えてほしい!」
というものでした。
コラムの内容がとてもタイムリーでしたので
とにかく「読んで!」と私。

皆さんの中にも理由はどうであれ
あそこを細くしたい、
ここをひきしめたい、
という要望はお持ちでしょう。
特に女性にとってはこの「部分やせ」願望は
永遠のテーマかもしれませんね。
では腹筋運動だけで、
はたしてお腹はやせてくれるのでしょうか?
それともひきしめるだけなのでしょうか?

“腹筋運動をした時のエネルギーの供給が、
お腹の皮下脂肪からでているのなら有効であるが、
生理学的にみてそれは考えられない、
だから脂肪は減らない!”
という意見や
“トレーニングをするとその2時間後に
体内の脂肪が分解しはじめることがわかってきた、
一番はっきりと結果がでたのは腹部だった。
良く動かす筋肉は脂肪を燃焼させるのだ!”
という逆の研究結果が報告されているところをみると、
人間のからだの奥深さを感じます。

やらないよりはやったほうがもちろん良いのです。
しかしそう簡単には見えてこなさそうなこの“部分やせ”。
これを読んでいるあなたは“やせ”と“ひきしめ”
はたしてどっち派ですか?


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