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         第195回 
          机の下でコッソリと・・・ 
        スネ・腿(モモ)の力と柔軟性。 
          転ばない体づくりに欠かせないとはいえ 
          イザからだを動かそうとすると 
          オックウに感じたり、面倒になりがちです。 
          けれど椅子に座ってできるものであれば 
          こうしてPCを覗き込みながらでも行いやすいですね。 
          これからの時期は、オフィスや電車などの乗り物で 
          冷房が強くなる時期をむかえますから 
          筋肉をマメに動かして 
          血液循環が常によい状態を保つように 
          心がけていきましょう。 
        A:スネの筋肉を刺激します。 
         1.椅子に座った状態で脚の裏が 
            すべて床に着いているかを確認します。 
        2.その状態からカカトを床につけたまま 
            つま先だけを持ち上げられるところまでグイッと持ち上げます。 
            3秒ほどキープしてゆっくりおろしましょう。 
        3.これを30〜40回繰り返します。  
        *同じ動きばかりだと筋肉が疲労してくるので 
            時には逆にカカトを同様に持ち上げて 
            使う筋肉を変えてあげると 
            ストレッチにもなっていいでしょう。 
        B:モモの筋肉を刺激します。 
         1.まず椅子に座って、足首のところで足を組みましょう。 
        2.足を少し床から浮かせた状態のまま、上にきている足は 
            後ろの方向に向かって力をかけます。 
            (カカトを後ろへ押すイメージ) 
            と、同時に後ろにある足は前の方向に向かって力をかけます。 
            (甲の少し上の部分を前に押すイメージ) 
        3.この状態で3〜5秒キープして、脱力。 
            これを20〜30回繰り返したら、足を前後入れ替えて同様に。 
        こうすると、 
          左右の足が互いに力を発揮しながら拮抗した状態になり 
          筋肉を程好く刺激している状態がつくられます。 
          特にBの動きはモモだけでなく 
          お腹もわずかですが使われますので 
          腹筋への意識をしながら行うと効果の幅が広がってきます。 
        「昔は運動していたから・・・」といって 
          同じ状態で動けるイメージをもっていても 
          イザ動きだしてみると足がもつれたり、 
          よろけてしまったりする自分に 
          愕然とする瞬間は誰にでもあると思います。 
          このように足は若さの象徴ともいえる部分。 
          けれどその“若さ”を決めるのは、年齢の数字などではなく 
          自分自身のからだへのチョッとした気遣い・・・ 
          なのかもしれませんね。 
        明日はモモの裏側について。 
          ここを柔らかく保つことも脚をしっかり動かすには重要です。  |