“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第100回
美食に限りなし

このコラムも今回で100回目を迎えました。
日頃のご愛読、激励に感謝いたします。
今後も美味しい情報をお届けするよう、
努力をしたいと思います。

このコラムは拙書「蕎麦屋酒」を読んでいただいた、
邱永漢さんから声がかかって始めることになった。
引き受ける際に、
美味しいものの情報提供が長続きできるかどうか、
途中で種が尽きないかやや心配ではあった。
しかし、美味しいものには限りがあるはずが無い、
という信念のもとに書き始めたが、
まあまあ続きそうな気がする。

取り上げた話題は、
美味しい食材、料理、調理道具、
料理店、国内紀行、海外紀行など。
思いついた順に書き下ろしてきたので、
かなり雑然とした節操のない話題に見えるかもしれない。

節目の回を利用して、
コラムのテーマ、スタンスをご紹介しよう。
まず、テーマは
美味しく食べることに興味がある人を対象として、
さらに美味しい思いをとげるための
戦略と戦術と情熱を紹介することだ。
そのために、私自身の美味しい体験談で
参考になりそうなものは、色々な切り口で紹介している。
それで、皆様の美食生活の参考になればという思いのもとである。

私自身の日頃の心構えを最後にまとめてみよう。

1.美味しさの好奇心を持ち、知識、実践体験を広げること

2.美味しい原理を知り、その源流に遡って、
  真の美味しさを追求すること

3.素人に難しそうな調理方法でも、
  まずやってみて、経験を積むこと

4.美味しい計画をきちっと立て、
  それを推進するために、管理に努力すること

5.美味しいものに興味のある人間と仲良くなり、
  ネットワークを広げること

6.美味しい思いを独り占めにせず、
  皆で美味しい思いを共有すること

今後も美味しいものを追及するために、
努力、精進を重ね、
皆様の美食生活の充実の参考となる情報を発信していきたい。


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