“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第466回
美食とダイエットは両立するか?

ここのところ、外食が続いていて、
久しぶりに体重計に乗ってみたら、びっくり。
過去最高の体重をとなっていた。
以前自動車メーカーに勤めていたころの体重の5kg増。
昨年までは+2kgくらいを前後していて、
知り合いにも
「古川さんは美味しいものを食べている割にはスマート」
と言われていたのだが、
今年になって急に増えたようだ。
なんとか体重を減らすべく、努力をすることを決心した。

ところが、副業でどうしても美味しい酒や
美味しい食べ物は避けられない。
そこで、美食生活を続けながらダイエットができるかどうか、
という人類の永遠の命題に挑戦してみることにした。
そして、このコラムで宣言をして、
今後の経過も逐次報告をすることにして、
自ら逃げられない状況にする。
つまり、二階へ上がって梯子をはずされた状態。
前勤めていた会社では、
さらに、その状態で下から火をつけるという企業文化があった。
成果が果たしてでるかどうかだが、
まずは目標値を決めることが先決。
以下のように定めた。

【三ヶ月間でのダイエット目標】

(1) 体重:5kg減
(2) ウエスト:10%減
(3) 中性脂肪、γGTPが適正範囲に入ること

この目標が、2006年9月10日の時点で達成されているように、
創意工夫と努力に励む予定だ。
さて、その手法が問題だ。
巷にはさまざまなダイエット法が提案されているが、
それらは全て原理は同じ。
大幅な減量を達成するには、カロリー摂取量を減らすことと、
カロリー消費量を増やして脂肪を燃焼させることしかない。
摂取量の減少に対しては
飲酒量を大幅に減らすことを主たる施策にした。
しかし、全くやめてしまうわけにはいかないので、
自宅では日本酒を一日一合以内、
外食では一度に三合以内という基準を設けることにした。

日本酒が、焼酎と比べて太りやすいとか、
ビールは太るというのは、実は間違いであり、
結局はアルコール摂取量がそのままカロリーとなる。
しかし、日本酒には料理を進める作用があるので、
少なくすることによって、食事からの摂取カロリーを減らせる。
そして、消費量を増やすには、
筋肉を増強させて脂肪の燃焼効率をあげることと、
適度な運動を続けて燃焼時間を増やすことが解決策となる。
そのために、ダンベル運動と腹筋運動で筋肉を鍛えて、
そして、なるべくバスや電車や自家用車に乗ることを控えて
歩くことにした。

そう思い立った初日は、ダンベル運動、腹筋運動は行って、
昼食もカロリーの低いものを選択したが、
結局はつきあいでドイツの自動車メーカーの技術者を
高田馬場「真菜板」に連れて行って暴飲暴食をしてしまった。
帰宅して体重計に乗ってみたら、さらに体重が増えていた。
はたして、三ヵ月後に目標を達成できるかどうか、
今後、逐次成果報告をしたい。


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2006年6月12日(月)

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