“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第488回
超美食会で鳴門の鱸を堪能

このコラムの読者の方々と「超美食会」という会食を行った。
今回が第1回。
11名の当選者の方々に集まっていただいて、
小滝橋「岸由」で懐石料理を愉しんだ。
コラムを2年前に始めたときから、
いつかは読者の方々をお誘いして、
美味しい食事をしながら歓談をしたいと思っていた。
しかし、果たして応募者が集まるのかといった躊躇があって、
なかなか具体的な計画まで至らなかった。

今回は10名の応募枠に対して、
募集開始3日目で応募が30名近くになり、
あわてて募集を打ち切ることになった。
せっかく応募していただいて落選された方々には
大変申し訳なく感じると同時に、
たくさんの方々に応募していただいたことに感謝したい。

次回は9月ころに、
人数をもう少し多くして開催する予定なので、
また多くの方に参加をお願いしたい。
具体的な計画が固まったら、
またこのコラムでご案内する予定である。

さて、今回は最初の会合ということもあって、
集まった読者の方々とゆっくりとお話できるという観点で、
10名程度と少人数の会にした。
開始予定の午後6時にはほぼ全員集合。
まずは、ビールで軽く乾杯して自己紹介から会は始まった。

この日のために、鳴門のこだわりの漁師の村公一さんに
(すずき)をお願いしてあった。
もともと村さんの鱸は「岸由」にたまに入荷している。
今回はうまく台風と重ならずに、
鱸を数尾と鯛を1尾送ってくれていた。
岸由の店主の坪島さんも気合が入っていて、
村さんと連携しながら準備をしてくれていたようだった。
まずは鱸のカマを酒蒸しにして、
ジュンサイとともに出汁と酢で和えた酢の物からスタートした。
これには、青森の初駒の燗を合わせる。
醸造酢の酸味と初駒の柔らかい乳酸の味がよく合うと考えたからだ。
これは大成功。
一同その旨さに驚いていた。
そして、店主の坪島さんが顔を出して、
この日は鱸づくしで歓待してくれるという。
どんな料理がでてくるか愉しみだ。


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2006年7月12日(水)

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