“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第543回
大阪毎日新聞で日本酒の講演

大阪毎日新聞と京都新聞、神戸新聞の共催のイベント
「日本酒再発見フォーラム」の
講師とパネラーを依頼されていた。
このフォーラムは休日の午後に市民に無料で公開。
今年で3回目で、毎年好評らしい。
日本酒の講演も最近多く依頼されるが、
業界プロ向けのものが多かったので、
一般消費者に久しぶりに日本酒について語れるので、
とても愉しみにしていた。

もう一人の講演は、
ソムリエで日本酒スタイリストの木村克己さん。
そして、パネラーには、もとピンポンパン体操のお姉さんで、
美酔の会という日本酒を応援する会を結成している
酒井ゆきえさんが加わる。
そうしていたら、そのイベントの前に
急にヒジが腫れて熱がでてくるアクシデントに見舞われた。
その1週間前に学生たちとサッカーをして、
擦りむいた場所から雑菌が入ったようで、
「蜂窩織炎」という難しい病名。
場合によっては入院が必要と病院で脅かされた。
しかも、酒は治りが遅くなり駄目という最悪の診断結果。

実は、大阪でフォーラムが終わったあとは、
名古屋、徳島を訪問して、
美味しい料理と酒の会が待っていて、
そちらをなんとかキャンセルすることだけは避けたかった。
しかし、つくづく悪運強く生まれているらしい。
総合病院で出してくれた抗生物質がよく効いて、
大阪のフォーラムでは、
どうにか酒を飲んでも大丈夫そうな状態まで回復をした。

そして、「日本酒再発見フォーラム」の当日、
現地に早めにいって、
まずは、他の講師とコーディネータの打ち合わせから始まった。
木村克己さんとお目にかかるのは初めて。
利き酒師の資格認定団体である
SSIを立ち上げたことは知っていたが、
ソムリエが日本酒の資格を認定する枠組みを作ったことは、
以前から違和感を持っていた。
しかし、木村さんにお目にかかって、
日本酒に対する姿勢を聞いたら、これまでの疑問が解けた。
ソムリエをやっていて、
海外のワイン業界の人たちと交流すると、
かならず日本酒のサービスについて聴かれる。
しかし、以前は即答できずに、
日本人として恥ずかしい思いをしていて、
それで、日本酒の勉強を仲間と始めたという。

また、出会ったとたんに、
「古川先生のご本を読んで、目から鱗。
 これまでの、日本酒に関する疑問が全て氷解しました。」
と率直な意見の挨拶を受けた。
これは、かなりのお世辞はあるのだろうが、
著者の立場からはこんな嬉しい挨拶はない。
すぐに、打ち解けた雰囲気で打ち合わせに入ることができた。


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2006年9月27日(水)

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