“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第608回
木更津「わくわく市場」のお土産と漁港

金田インターの降り口に高速バスのターミナルがあり、
「わくわく市場」はそこに隣接している。
入り口に大きな看板があり、
50軒ほどの魚介類、野菜などの地物を販売している仲買、
食堂、酒屋、衣料店、花屋などが並んでいる。

アサリ専門店の「アサリ屋」というのがあり、
そこでアサリを購入。
また、さきほど昼食を食べた民宿「与兵衛」が
「与兵衛水産」という卸をやっていて、
そちらでは穴子に名前を忘れた大粒の貝を購入した。
千葉産の落花生も安い。
特に粒がそろっていなものは、さらに安くなっているので、
そちらを購入。
港へ行く前にお土産をたくさん仕入れることができた。

漁港に到着したら、数名がすでに待っていた。
しかし、あいかわらず強風が吹いていて、寒い。
そうしているうちに主催者の
盤洲里海の会の海苔漁師さんたちがやってきた。
まずは、この強風で海も荒れているところを出航するかどうか、
主催者側で相談している。
危険ということまではないが、屋形船のなかに波しぶきが入り、
乗客が濡れて寒い思いをする可能性が高いという。

結局、濡れてもいいという希望者だけを乗せて
出航することとなった。
我々はもちろん乗船希望。
結局30名ほどいた参加者の8割くらいは乗船することとなった。
屋形船は40人乗り。
船首から船尾まで船の中央が
腰掛けられるように高くなっていて、
乗客はそこに背を合わせて、海を見るように座っていく。

強風のなかを屋形船は出航した。
堤防の外に出ると、東京湾といっても結構波が高い。
船は船頭さんの巧みな操縦のもとに、
荒波を乗り越えながら、海苔の漁場へと向かっていった。


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2006年12月27日(水)

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