“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第615回
第2回「世界一旨い日本酒の会」でタラ尽くしを堪能

昨年末に『第2回世界一旨い日本酒の会』という、
私が食材を取り寄せて料理を作り、
それに合わせて純米酒を愉しむ会を開催した。
今回は2日間同じ内容として、参加メンバーをひろくつのった。

今回のテーマは小樽からマダラを取り寄せて、
余すことなく食べつくすこと。
今回は海が荒れていて、タラ漁の捕獲量が少なく、
タラは初日には雄、2日目には雌と、
1匹ずつ送ってもらうことになった。

初日に届いたタラは両手を広げないともてないほどの大きさ。
10kgを超えていそうだった。
このタラを昆布〆にし、
そのあと、タラのアラでとった出汁でシャブシャブを愉しみ、
それを白子鍋とする。
最後はタラコで焼きおにぎりを作り、
それをさきほどの鍋にジュっと入れて、
出汁茶漬けで食べようという贅沢な使い方を考えた。
そして、年末に食べられる旬の野菜として、
三浦大根、下仁田葱、聖護院蕪を取り寄せることにした。
その結果、お品書きは以下のようになった。

【お品書き】

一、前菜 三浦大根のスティック、 鼈甲玉子、
   梅酒の梅の和三盆煮 、イクラ蕪おろし
一、八寸 合鴨燻製炙り、自家製カラスミ、豆腐味噌漬、
   温泉玉子、聖護院蕪のサラダ
一、煮物 茄子煮びたし
一、お造り 小樽直送 マダラの昆布〆、ヒラメ、スミイカ
一、厚岸牡蠣と下仁田葱、大蒜ゴルゴンゾーラ炒め
一、しゃぶしゃぶ マダラ
一、鍋 白子鍋  下仁田葱 豆腐 椎茸 白菜
一、お食事 タラコの焼きお握り茶漬け
一、水菓子 刑部苺農園の栃乙女

場所は前回と同じ、渋谷「岩盤浴カフェはぴはぴ」。
初日は妻が料理を手伝ってくれて、
2日目は料理修行中の女性がボランティアで手伝ってくれた。
初日は台風のような低気圧が通過して、
年末には稀な豪雨。
調理道具を手押しカーとに載せて運んだが、
なかなかタクシーがつかまらなくて、大変だった。
そんな悪天候にもかかわらず15名ほどの参加者が全員集合。
いよいよ、宴が開始された。


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2007年1月12日(金)

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