“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第687回
ケンタッキーの美味 〜その1

速報でお伝えしたとおり、
ケンタッキー州のレキシントンへの出張で、
10日間ほど日本不在となっていた。
レキシントンはそれほど大きくない田舎町で、
美味しい店はあまり期待していなかったが、
以外にレベルの高い料理屋が存在していた。
数回にわたって、レキシントンでの美味を紹介する。

成田からシカゴ経由でレキシントンへ向かう航路を選択した。
成田〜シカゴ間は全日空のビジネスを利用したが、
最近の機内食は昔よりも随分改善している。
以前は、どのエアラインでも、
器を温めたときのムレ香が鼻についたりして、
食欲減退につながっていたのが、
だいぶ気にならなくなってきた。
食品管理技術の向上のたまものであろう。
ワインとともに食事を十分愉しめた。

さて、シカゴからはUAの中型機で
レキシントン・ブルーグラス空港へ向かう。
約1時間半の飛行で、レキシントンに近づいてくると、
下には広大な牧場が広がっている。
レキシントンはサラブレッドの育成で有名であり、
競馬場も飛行場のとなりに広大な敷地を配している。
ブルーグラス空港からタクシーを拾うと、
週末ということもあって、競馬場に向かう車で、
道路は渋滞していた。
市街地までは15分程度。
ホテルにチェックインしてから、
同じ国際会議に参加する日本人どうしで昼食。
まずは、ダウタウンを散歩して、
よさそうなレストランを物色する。

そこで、まず目についたのが、
de SHA’Sというアメリカ料理の店。
事前に調べておいた地ビールである、
ケンタッキーエールも生で置いてあるということで、そこに入る。
メニューを見ると、
ハンバーガーやサンドウィッチが数種類載っている。
このなかで、ブロードウェイ・バーガーというのが目について
説明を読むと、自然の食材を使っているというので、
これに決定。
合わせたのは、もちろん
Alltech Lexington Brewing Co.の
ケンタッキーエールのオンタップ。
ケンタッキー・エールは綺麗な味わいで、コクもあり、
予想どおりの旨さ。
ブロードウェイ・バーガーも巨大ではあったが、
牛の旨みがよくでていて、とても満足できた。

レキシントン出張の初日から、旨い食事とビール。
この先も美味しい思いが継続する予感がした。


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2007年5月8日(火)

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