“蕎麦屋酒”の著者がプロ顔負けの美味探求

第690回
アメリカでのランチの愉しみ

レキシントンでのISOの国際会議が始まった。
朝9時から夕方5時まで、密にスケジュールが組んであり、
各国の利害を左右することにもなる、
標準化の条件が細かく議論されるので、
結構精神的な負担が大きい。

会議の最中の一番の愉しみは、もちろん、ランチとディナー。
しかし、会議の初日は1時間半の昼休みの間に
間違いなく食べることができるところという条件で、
会議会場の隣のモールにある、
フードコートで食べることになった。
サンドウィッチ、中華、ハンバーガーなど、
何軒かの店が集まっている。
中華を選択して、3種類より取り見取りで、
6ドルちょっとというランチを選択したが、
この値段でこの味では日本よりも高いという印象。

しかし、その日はすぐに食べ終わり、
1時間以上昼休みが余ったので、
ホテルの近くのケンタッキーエールの醸造所
オールテック・レキシントンズ・ブルーイング・カンパニー
を見学できた。
速報で記したように、
試飲と施設の見学を自由にさせてもらった。
このマイクロブルワリのビールの質は高く、
特に、バーボンウィスキーの樽で半年熟成させたという、
ケンタッキー・バーボン・バレル・エールが
深い香りと味わいで、とても印象的。
話を聴いた醸造所のスタッフも、
ビール造りに情熱を持っていて、とても感じがよかった。

その翌日もランチはフードコートで、
今度はハンバーガーをいただいたが、こちらはまあまあの味。
ハンバーガーは初日の昼にも食べていたが、なかなか当りだ。
やはり、アメリカの食文化の中心。
そして、その翌日は
もっと美味しいハンバーガーが食べたくなり、
ダウンタウンに繰り出すことになった。


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2007年5月11日(金)

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