中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

質問のない時はQさんの独り言になってしまいます

第874回
■T
さんからのQ(質問):円高はどこまで?

毎日、HIQを楽しく拝見させていただいています。
昨年の5月くらいから中国株を購入しています。
株価は若干プラスの状態ですが
最近の円高のため円ベースでは逆に若干マイナスの状態です。
長期投資と割り切っていますが
円高がどこまで進むのか気になります。

先生は円高はどこまで進むとお考えですか、
逆にドル安がプラスにはたらく中国企業として
どのような業種が有望とお考えでしょうか?


■QさんからのA(答え)

ドル安がいつまで進むのかということがわかったら、
何も仕事をしないでカワセでバクチをしたら
一生生活の心配はないと思います。
そんなこと、誰にでも出来るわけがありません。

方向としては円高の方向で間違いはありませんが、
いつそこまで到達するのか、それからそこへ到達したら、
そのままそこへ止まるのか、また逆へ戻るのか、
全く見当がつかないというのが為替の相場なんです。
昔々1ドル180円だった時に
私は100円になりますよと言って、
さんざん人に笑われたことがあります。
うまくあたったのですが
実際にそこまで到達するのに9年もかかったんです。
9年も前からそのことを考えて準備しても、
9年かかったのでは何の役にも立ちませんね。

ですから円高になろうと円高にならなかろうと、
メシが食っていける方法を考えるというのが、
円高になるのを当てるよりも大切だと思います。






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■邱 永漢 (きゅう・えいかん)
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。小説『香港』にて第34回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家、経営コンサルタントとして幅広く活動。最期まで年間120回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都を飛び回る超多忙な日々を送った。著書は『食は広州に在り』『中国人の思想構造』(共に中央公論新社)をはじめ、約400冊にのぼる。(詳しくは、Qさんライブラリーへ




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