中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

質問のない時はQさんの独り言になってしまいます

第1469回
T.AさんからのQ(質問):運用方法について

今年60歳になりますが、
団塊世代として年金だけでは不安を感じております。
運用対象として外債(豪ドル)、
香港のハンセン銀行株、日本のReit等、
比較的元本が確かで高利回りで運用しようかと思いますが、
中国株も入れるべきでしょうか?

先生の毎日のご活躍のエネルギーに
あやかれればいいなと思っております。
今後ともお元気でご活躍ください。


■QさんからのA(答え)

年をとってから慣れない株をやったりすることには
私はあまり賛成ではありません。

私の小学校のときの先生が定年退職をするときに
私にどうすればいいかと聞きにきたから、
「買ったことのない株だけはやめておいた方がいいですね」
と答えました。
次にあった時に「投資信託を買いました」と言ったので、
「投資信託も株ですよ」と答えたらとてもびっくりしていました。
それぐらい無知な人が世の中には結構たくさんいるんです。

昔は金利が6%ありましたから金利で生活できましたが、
いまは0.1%ですから、
銀行に預金して倍にしようと思ったら
730年ぐらいかかるそうです。
ですから預金はもう当てになりません。
その代わりに
いまおっしゃっているものの中から選べ
といわれても、私はどれも選びません。
人任せにして人が代わりにお金を儲けてくれるなんて
とても思えないからです。

ですからどうすればいいかということになると
最終的にはご自分で判断しなければいけませんけども、
人がそもそもお金儲けを代わりにやってくれるとは
お考えにならない方がいいと思います。






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■邱 永漢 (きゅう・えいかん)
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。小説『香港』にて第34回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家、経営コンサルタントとして幅広く活動。最期まで年間120回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都を飛び回る超多忙な日々を送った。著書は『食は広州に在り』『中国人の思想構造』(共に中央公論新社)をはじめ、約400冊にのぼる。(詳しくは、Qさんライブラリーへ




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