中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

質問のない時はQさんの独り言になってしまいます

第839回
■なかじ
さんからのQ(質問):お金が貯まるまでの間

私は35歳、年収400万のサラリーマンです。
毎日もしもしQさんを楽しみにしています。
11月6日のビジネスホテルのお話
おもしろそうで興味があります。
しかし先立つお金がありません。そんな人も多いのでは・・
それなのに興味がある場合は
お金が貯まるまでの間、何をしたらよいのでしょうか?
笑われるかも知れませんが、真剣です。


■QさんからのA(答え)

私はビジネスホテルという名前を付けた人間ですから、
そういうものがなかった時からその必要性を感じて、
最初の1軒を作りましたし、
その後こういう具合にやればよろしいと
多くの人に教えた経験もあります。

日本中ビジネスホテルが出来ましたけど、
最近見ておりますと、
シティーホテルも具合が悪くなって、
ビジネスホテルまがいのディスカウントをしているので、
競争が激しくなって、
日本ではもうビジネスホテルは成長産業ではございません。

だけども中国はまだこれから発展する所ですから、
あまり大した設備をしていないビジネスホテルでも
90%ぐらい人が入っているんです。
もしそのくらい入るとすれば、
ソロバンとしては充分引き合うということです。
たまたまそういう場所を持っておりますので、
誰か経営してくれる人がいたら、
その人に任せたいと言ったんです。
誰もやってくれない時は
自分でやるということになると思っています。

元手のない人がオーナーになろうと思えば大変なんですけど、
ただ働くだけだったら、もちろんそのチャンスはございます。
それが変な野心を起して、
ビジネスホテル王になりたい、ということになりますと
そう簡単にはいかないと思います。
結局誰かスポンサーになる人がいて
自分が仕事を頼まれるか、
そうでなければなんとかしてその仕事に携わっているうちに、
その会社にとってはなくてはならない人になって、
マネージメントをやるという立場になる以外には、
あまり可能性のあるやり方はないと思います。






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■邱 永漢 (きゅう・えいかん)
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。小説『香港』にて第34回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家、経営コンサルタントとして幅広く活動。最期まで年間120回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都を飛び回る超多忙な日々を送った。著書は『食は広州に在り』『中国人の思想構造』(共に中央公論新社)をはじめ、約400冊にのぼる。(詳しくは、Qさんライブラリーへ




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