中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

質問のない時はQさんの独り言になってしまいます

第661回
■チャレンジャーさんからのQ(質問):カフェを開きたい

はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。

上海でお店(カフェ、デザート)を開きたいのですが、
どうすれば開店できるのでしょうか?
やはり会社を設立してからでないと、出来ないのでしょうか?
手続きや、出店に際しての手順、注意事項などございましたら
教えていただけると幸いです。
これからも先生や皆様の益々のご活躍とご健康をお祈りいたします。


■QさんからのA(答え)

あなたの質問も、極めて横着な質問です。
上海にカフェを開きたいなら
どうして自分が上海に行って調べないのですか。
代わりに私が調べてあげなきゃいけないんですか。
私なら質問をする前に自分が出かけています。

まず、月給の中から少しずつお金を貯めて、安い切符を買う。
上海に行って安い宿に泊まって、一元で乗れるバスに乗って、
上海中歩き回ってカフェを見て回ってはいかがでしょうか。
でも上海のコーヒーは一杯一番安くても15元、
バス代1元払って、コーヒーを飲みに行くのは大変です。
そういうところでコーヒー屋を開いたらどうなるか、
実地に自分で研究するべきだと思います。
また、外国人が行って中国でコーヒー屋を開くことが出来るのか、
出来ないとすれば、どういう方法にすればいいのかという事は
ツテを頼ってあちこち歩いて、勉強すべきだと思うんです。
私なら必ずそうします。

いま私は内モンゴルに来ていますが、内モンゴルのソバを使って
ソバ屋をやったらどうなるかということを調べるために、
自分でフフホトからまた2時間も山の奥に入って、
そこのおソバを使って手打ちソバまで作るという現場に
立ち会っています。
そのくらいの実行力がないと、次の仕事には移れないと思います。
質問をするよりも、自分の人生態度の方が問題ですね。






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■邱 永漢 (きゅう・えいかん)
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。小説『香港』にて第34回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家、経営コンサルタントとして幅広く活動。最期まで年間120回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都を飛び回る超多忙な日々を送った。著書は『食は広州に在り』『中国人の思想構造』(共に中央公論新社)をはじめ、約400冊にのぼる。(詳しくは、Qさんライブラリーへ




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