中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

質問のない時はQさんの独り言になってしまいます

第868回
■餌のない太公望
さんからのQ(質問):魚が減っているのでは

邱先生は、お金を魚釣りに喩えて
魚の多いところへ釣り糸を垂らさなければ
釣れないとおっしゃいます。
私も同感ですが、
ただどうもその海に棲む魚自体が
総体として減少しているのではないのかな?
と思うようになってきています。

世界的なデフレ基調の中でお金と言う魚が減っているのは
一時的なことで今後、総数は増えていく傾向なのでしょうか?
お教え願います。


■QさんからのA(答え)

私はお金を魚釣りに例えてしゃべっておりますけど、
あなたは同じ魚のことだけ考えているわけです。
魚と言っても違う海に行ったら違う魚がいるんです。
あなたが名前を知らない魚もいるんです。
それも魚であることに間違いはありません。
どこの魚が増えてどこの魚が減ったからと言って、
同じ魚でないなんて心配する必要はありません。
食べたら吐いちゃう魚は駄目ですけど、
魚のいる所ならどこの魚でもよろしいんじゃないですか。

魚がいないと思うのは
自分の目に魚が見えなくなったということであって、
魚がいなくなったということじゃないんです。
年をとると、目の方がだんだんおかしくなる
と言うこともあるんですよ。






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■邱 永漢 (きゅう・えいかん)
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。小説『香港』にて第34回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家、経営コンサルタントとして幅広く活動。最期まで年間120回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都を飛び回る超多忙な日々を送った。著書は『食は広州に在り』『中国人の思想構造』(共に中央公論新社)をはじめ、約400冊にのぼる。(詳しくは、Qさんライブラリーへ




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