中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

質問のない時はQさんの独り言になってしまいます

第1504回
N.YさんからのQ(質問):Qさんの目から見た日本

現代の日本は先進国の中でも、
まれに見るアイデンティティーを感じさせない
国民性を持つ国だと言われています。
これを、米国の占領政策の勝利だと言う
文化人も少なくないのですが、
私は、日本人の世界観(あるいは自然観、または宗教観)
によるところが大きいと思っております。

いたるところに恐れ敬う存在
(神というのかもしれませんが)を感じ取る感性が、
長年に渡り積み重ねられてきたことによるのではないかと思うのです。
その結果、何に対しても「それもありかな」と、
とりあえず受け入れてみる、
そして、傍目にはそれがアイデンティティーの乏しさに映るのでは
と思います。

それで、質問ですが、
台湾のご出身のQさんの目には
日本という国(または、そのアイデンティティー)は
どのように映っているのでしょうか。


■QさんからのA(答え)

こういう質問にお答えするのは難しいですね。
共産主義をどう思いますかというのと同じで、
どこからどう答えていいのか内容が漠然としていて、
どうにでも解釈できるという問題なんです。
ですから簡単には答えられないんじゃないでしょうか。

日本人をどういう具合に見るかということになりますと、
人間としてはみな共通の所と、
日本という地域に生まれ育った人たちが
よその国の人たちとどう違うかという見方の問題になりますから、
比較文化論のジャンルになります。
それが経済生活にどう影響するか、
言いたいことはたくさんございます。
そういうことにふれた私の本は何十冊とありますので、
時間をかけてゆっくりと読んでいただきたいと思います。






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■邱 永漢 (きゅう・えいかん)
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。小説『香港』にて第34回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家、経営コンサルタントとして幅広く活動。最期まで年間120回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都を飛び回る超多忙な日々を送った。著書は『食は広州に在り』『中国人の思想構造』(共に中央公論新社)をはじめ、約400冊にのぼる。(詳しくは、Qさんライブラリーへ




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