第60回
■ 羊飼いさんからのQ(質問)

こんにちは、はじめまして。
毎回楽しく勉強させていただいてありがとうございます。

私は今大学四年生の一年間を海外留学をして過ごしております。
こちらに来る前は羊飼いになるなど冗談をいっておりましたが
現在、大学卒業後の身の振り方を考え中です。

その中の選択肢に世界を旅するという事も含まれています。
それは世界の事をもっと知りたいという好奇心と、
変化の時代を生きるのに必要と思っての事です。

Qさんは以前、海外に出るなら大学を卒業したあたりが良い
とおっしゃっていた気がしますが、
企業で働き経験をつんでから、世界を見ることと
卒業したあとすぐに世界に出る事に
どのような違いがあると思われますか?

誠に個人的な問題ですが、
社会に出る最初の選択肢はとても重要であると考え、
メールします。

お体に気をつけて、
おいしいものをたくさん召し上がってください。


■ QさんからのA(答え)

私は、海外留学をするのは、高校生とか大学の中途半端なところで行くよりは、
一応学校を卒業してから行ったほうがいいという意見を持っております。
その理由は、人間のものの考え方の骨格ができるのは
だいたい大学を出た頃かなと思っているからです。
その途中のところで例えばアメリカに行きますと、
アメリカの影響を受けすぎて
骨組みが日本的な骨組みではなくて
途中からアメリカの骨組みに接木をしたような形になってしまって、
どっちつかずの中途半端になる恐れがあるんです。
ですから、いっそのこと日本人として日本的な思想の骨格に育った人が
よその国へ行って違う勉強をするというのがいいと思ったのです。
しかし、実際にその通りやってない人も一杯いるし、
それでも何とかやっているわけですから、
それは絶対ダメとは言えません。

次に、大学を出てから行くのと大学を出て就職してから行くのと、
どっちがいいかと聞かれますと、これまた一長一短あります。
大学を出てそのまま行きますと、
社会人としては白紙の状態ですから、容物によってどんな形にもなります。
けれども、ある程度社会的体験をして
固定観念ができてから行くということになりますと、
全くの白紙に絵を描くのと違って、
大体のアウトラインができた上に建物を建てるようなものですから、
天衣無縫というわけには行きません。
したがって、どちらにするかというよりも、
自分がどういう立場にあるかによって決めることでしょうね。


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