第421回
■小龍之夢さんからのQ(質問):株の短期売買トレータ゛について

Q先生、こんにちは。
私は、ある上場会社に勤める者です。
大きな組織では、仕事をするにも思うようにいかないことも多く、
なかなか仕事に情熱を向けることができないでいました。
まず、何でもよいから自分の考えで自立したいと思いつつ、
入社以来、何度も方向転換を考えていました。
かといって、小心者なこともあり、
"せっかく入社した大きな会社で、何の不自由もない生活を捨てて、
失敗したらどうする?こんな社会情勢なのに!"ということで、
新たな道に飛び出すことができない状態が続いていました。
そんな時、2000年頃、デイトレーダの本を見つけ、
これだと思って研究を続けました。
最近になって、何とかやっていけるのではないか?
と思い始めたところです。

ポジションを取ることにも慣れ、
自分のやり方も確立しつつあります。
長期の視点で、中国株のポジションも持てるようになりました。
今後、何年か日本株市場の活況が続くと予測しており、
株の短期売買の会社を作ろうと考えています。
成功すれば、そこから色々と発展させることもできると
思っているのですが。。。
Q先生は、この様な考えをどう思われますか?
以上、宜しくお願い致します。


■QさんからのA(答え)

会社に勤めていると気に入らないこともありますから
そういう自分をどうやってなだめ、
言うことを聞かせるかというのは、
サラリーマンの重要なテーマのひとつです。
それを自分なりに克服することができるようだったら
よろしいんじゃないかと思います。
ただ、少々株をやったからといって
株の短期売買をする会社を作ろうなんていうのは、イージィすぎます。
私でも考えたことはありません。

私は株でお金儲けをするということよりも
株の動きを把握することができれば
世の中がどういう方向に動いているかというのが
理解できるという意味で株をやっております。

それを自分の商売にするというのは
パチンコ屋に行って少々玉が出てきたからといって
パチンコを職業にしようかというのと同じことでありまして、
大体が上手く行かないものであります。
證券会社で働いている人を見ればわかります。
証券会社の人は、毎日、株の売買をやっていますが
上手くやっている人に比べたらヘタな人ばかり揃っています。
そんな人たちにまじってお金儲けをしようなんて
考えない方がよろしいんじゃないかと思います。


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