第424回
■きよさんからのQ(質問):購入した土地の扱いについて

いつも楽しみにHPを拝見させて頂いております。

購入した土地のことについてご相談があります。
私は1988年に茨城の竜ヶ崎という都心から
1時間ほど離れた場所に土地を100坪ほど購入しました。
本来は土地の値上がりを期待して買ったものですが
見通しが大変甘く、現在の評価額は購入時の1/3
(約1000万円)までに下落しております。

一軒家を建て、息子達と一緒に住もうとかとも思いましたが
都心から電車で1時間かかり、
息子達は交通の便が悪いと言って家を建てたがりません。
かと言って私1人(61歳女性)で住むには広すぎます。
賃貸、駐車場にしたとしても、需要が期待できないため
儲かる見込みはありません。
土地を売却しようにも多額の評価損を抱えており、
売るに売れずに困っております。
Q先生だったら、このような場合、如何様になさるでしょうか?
思い切って売却なさるでしょうか、
それとも家を建ててご自分で住まわれるでしょうか?
ご助言頂ければ幸いです。


■QさんからのA(答え)

土地の値上りを期待して、
竜ヶ崎に土地をお買いになったということですけど、
同じような目に遭った人は日本国中山ほどおります。
3分の1に下がった程度なら良い方です。
私なんか自分の住んでいる家でも
10分の1ぐらいまで下がっています。

ところで、どこへ家を立てて住むかということは、
自分が年をとってから
どういう生き方をしたいと考えているかということと
関係があると思います。
私は、人間は年をとったら子供たちにも見離されるし、
田舎の人里離れたところに行って住むのでは
寂しすぎると思っています。
だから年をとったらデパートの隣りに住むという考え方です。

どう考えても年をとって一人だけで田舎で暮らすのは寂しいですよね。
子供たちが来てくれると思ったら間違いで、
いくら電話をかけてもお母さんが出ないから
びっくりしてとんで行ってみたら、雨戸が閉まっていて死んでいた、
というのが田舎に住んでいて予想される構図だと思います。
その点デパートの隣りに住んでいますと
「今日は飯を炊きたくない」と思ったら
デパートに行けばなんでも好きな物を食べられるし、
毎日デパートを見ておりますと
休みの日の前日はジュースもタダですから
お金の上手な使い方もだんだん頭の中に入ると思います。
人それぞれやり方がありますから
私がこうしろと言うわけにはいきませんけども、例えばの話です。


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