第448回
■F.M.さんからのQ(質問):海外から得た不労所得

私は、現在、中国株をやっていて、
もうかったら将来、オフショアファンドで
運用しようと思っております。
そこで質問ですが、オフショアファンドやオフショアバンク等から、
年5万円を超えた配当金を得た場合、
年収2,000万以下のサラリーマンは
申告の義務が課せられているそうですが、
実際は税金対策として、こっそり資金を海外へ持ち出して、
うまく運用している人が結構いるような気がするのですが。
というのも、最高税率で50%も取られてしまっては、
オフショアの魅力が半減すると思います。
もし、差し支えなければ、その辺の裏事情を教えてください。


■QさんからのA(答え)

このごろは年の若い人も株に熱心で、
興味が国境を越えてよその国の株のことや、
よその国の投資信託のことにまで及んでいるわけですけども、
株と投資信託は同じだとお考えにならないでください。
また、中国株をやって儲かったら投資信託、
オフショアファンドを買うということですけども、
これも矛盾した考え方です。

頭を使って一生懸命やっても損をする機会が多いのが株で、
頭を使わないで損をするのが投資信託と
お考えいただくのがよろしんじゃないでしょうか。
株で儲かる時には、投資信託だってそれを平均化したものですから
儲かるに決まってるんです。
でも、平均化して、しかも手数料も取られるんですから
スリルがない代わりに
儲けも少ないということは当然でしょう。
あなたの場合も税法と関係があることについて、
裏事情を教えてくれというんですけども、
裏事情を表でどうやって教えるんでしょうか。
質問すること自身が間違っていると思います。
私に聞かないで、こっそりよく分かる人に聞いて下さい。


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