第488回
■T.J.さんからのQ(質問):分散の割合を教えてください

邱永漢さんのファンになって、13年がたちました。
邱永漢さんの上場株への投資全体を100とすると、
日本株と欧米株と、中国株とそれ以外の国の株は、
どれぐらいの割合で分散されているのでしょうか?


■QさんからのA(答え)

株でもなんでもそうですけど、分散をすればすれば力がなくなります。
たとえば、一千万円のお金を持っていて、
その一千万円をひとつの物に集中するのと、
それを十に分けて百万円ずつとして考えるのとでは
うんと力が減ってしまいます。

それでも分散した方がいいというのは
ちょうど持っている卵を全部一つの盆に入れて、
こけた時のことを考えたら、
三つのお盆に分けて別々に運んだ方が安全だという意味です。
それがこういう難しい時代の危険分散のやり方ということであります。
それを日本の株にするか、ヨーロッパの株にするか、
中国の株にするかというのでは大した意味がありません。

むしろどこに集中するかを考えた方がよろしいでしょう。
私は経済の発展しているところ、毎年生産が増えていって
パイが大きくなっていくところがいいとすすめています。
多少ポヤポヤしている人でもパイが大きければ
分け前にあずかることができるからです。
中国の株だって不安がる人はたくさんいるのに、
アメリカがどうした、ヨーロッパがどうしたなんて考えるのは、
自分が本当に真剣になっていない証拠です。


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