第618回
■N.S.さんからのQ(質問):特殊法人団体

質問があります。
私は政府関連の特殊法人団体の関連会社に勤めています。
この団体はこれからの方針として業務の縮小化が前提にあります。
しかし、当の団体に勤めている職員は
「またどうせ名前が変わるだけ」、「関連会社に収入保障で天下るだけ」
としか考えていません。
事実、いままでこの十年間でそうでした。
邱先生はいかがお考えなるでしょうか?
このような特殊法人が今後、政府が方針としているように
縮小、廃止になるのでしょうか?
よろしくお願いします


■QさんからのA(答え)

政府の特殊法人というのは
増えるだけ増えてもうこれ以上は増えない所まで来てしまいました。
これからは整理にかかる段階に入るでしょう。
いまから40何年か前に私はオール読物という雑誌で
「きちがい日本」という連載をやったことがあります。
その中で「役人は自らを助けるから、
退職後自分の天下り先をつくるだろう、
いまに日本国中公社公団だらけになりますよ」
と警告したことがございます。

それが経済の発展とともに、ものすごい勢いで増えまして、
いまのように無駄遣い体制ができたのだと理解しています。
もし、あなたが人生でやりたいことがあったら、
そんな所でうろうろしない方がいいと思います。
今ごろまだこんなことを聞いているようでは、
グズか怠け者のどちらかだという証拠です。
人間の一生はそんなに長いものではありません。
自分の好きな仕事を選んで、力いっぱい生きる方法を考えて下さい。


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