第790回
■H
さんからのQ(質問):子孫に残すことは美徳?

儲けたお金は死んでも、あの世に持っていくことは出来ませんが
中国人の金持ちは一般に儲けたお金を子孫に残すことが
美徳と考えている人がほとんどですか?

また国家・公共団体・お寺や教会に寄付するという考え方は
中国本土ではあまり聞いたことがないのですが、
華僑・香港人や台湾人とは異なる考え方があるのでしょうか?
先生のご意見はいかがでしょうか


■QさんからのA(答え)

中国の人が儲けたお金を寄付するのを聞いたことがない
とおっしゃいますけど、
そういうことを聞く立場にいないから
そうおっしゃっているんじゃないかと思います。

例えば中国で他所の国へ行って成功した華僑の人たちが
自分の田舎に帰って学校を建てたり、お寺に寄付をしたり、
社会事業をやっているのは日本には負けないと思います。
むしろ日本の方がそういう場合でも税金を取るので
具合が悪いということがあります。
中国の人は税金なんかと関係無しに生きておりますから、
他所の国で稼いだお金を持って帰って、
田舎に錦を飾るようなやり方をする人はたくさんございます。
シンガポールの南洋大学だってそういう人たちが作ったものです。

財産に対する考え方について
日本人と中国人は基本的にあまり変わらないと思います。
ただ、日本の方が早く家族制度が崩壊して
中国の人の方は家族を中心とした社会で出来上がって
今日に至っていますので、
その辺の所で日本と違っているかなあという程度のことだと思います。
子供にお金を残すということについては
日本人も中国人も同じ考えではないでしょうか。
ただ中国人は政府をあまり信用しないので、
税金を避けて通る点では日本人より一枚も二枚も上手でしょうが…。


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