第977回
■タマキさん
からのQ(質問):リサイクルについて

毎日拝見させて頂いております。
最近、土地及び建物を貸したのですが、
借り手が引越し業者でお客から
不要な家具・家電品を貰い受け、借りた場所で
リサイクル品の業者向けの市場にするそうです。

日本の消費者はリサイクル品に対するアレルギーは
少ないと思うのですが、中国の消費者はどうでしょうか?
また、中国にも家具・家電品等のリサイクル業者・市場があって
一般的なのでしょうか?
あまりないとしたらこんなの商売にならないでしょうか?


■QさんからのA(答え)

一軒家がビルに建て変わる時は、
当然古い物をほっぽり出しますが、
その中で本当に値打ちがあるのは、
例えば古い家具で骨董的価値があるものなど少数です。
新しいタンスを積んで行って
「これと交換してあげます」といって、
引き取った家具を高値で売ることを商売にした人たちが
日本にありました。
でもいまの引越し屋の手に残るのは
ガラクタと思ったら間違いないでしょう。

中国の場合も、今は古い家を壊して、
高層建築のマンションに建て変っています。
そこで全国的に古道具を集めてまわる業者がありまして、
私はそういう人たちが集めたものを、
またせっせと買い集めています。
もう千点は越えたと思います。

大抵が百年とか二百年とか経ってしまったもので、
今から作ろうと思っても出来ないものばかりです。
今そのコピーを作って売る商売も流行っておりますけども、
値打ちのあるのはやはり時代のたったものでしょう。
ガラクタを商売にするより、
将来値打ちの出る物を集める方がいいと思います。


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