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■ＱさんからのＡ（答え）
いま中国で一番花形になっている仕事のひとつは海運業です。
船が足りないんです。
どうしてかというと、
ものすごい勢いで中国の経済が発展していて、
国内の消費も増えますけど、外国に物を売るのも増えるし、
原料を中国に運ぶ仕事も増えています。
そのためにバラ積み船もコンテナ船も、
船が足りないということが起っています。
それなら造船もブームだろうと誰でも考えます。
私もそう考えて、
中国の造船の株はどれがいいかと色々調べて見ましたけど、
みんなあまりパッとしません。
ついこないだも中海コンテナという会社を訪問しましたけど、
「おたくの船はどこに発注しているのですか」と聞いたら、
「ハイ、韓国です」と言う答えが返ってきました。
いま韓国の造船業が世界一なんですね。
日本の後を追っかけて日本を越えてしまったんです。
韓国の方が賃金が安いし、
働くことにおいては日本人より一生懸命働きますから、
いつの間にか日本を追い越してしまったのです。
中国の造船会社がその後に続けばいいんですけれど、
まだそこまでは行っていないようです。
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