第1170回
■小豆さんからのQ(質問):代替燃料について

バイオ燃料
(サトウキビなどを原料として作るエタノールが主原料)が
日本で発売された当初、
燃焼時の排ガスが綺麗なのと、緑を育てて作るので
CO2削減にも役立ち、
単価もガソリンほどの税金はがかからず安く、注目を集めました。
程なく高い課税がかかるようになり今は下火です。

近頃の中国経済発展等による資源枯渇懸念と原油高をかんがみて、
やはりもう1度次世代燃料に注目してみるべきでしょうか?
日本にも水素燃料(水を原料とする)等の
開発に取り組む企業などありますが、
中国でも注目すべき会社がありますか?


■QさんからのA(答え)

最近の石油の値上がりを見れば、
多分資源の不足はそう簡単に収まらないだろうと
誰でもお感じになると思います。
私が大分前に石油は50ドルになるよと言った時は
誰も信じてくれませんでしたけど、
最近見ていると100ドルになると言う話が
雑誌に大きく載っております。
私が言った時は無視されましたが、
みんなで合唱するようになると
ジャーナリズムもその気になるんですね。
でもそこにあなたの出番はありません。

今後中国がものすごい勢いでモータリゼーションが進んで、
それが次はインド、ということになれば、
ずっと同じ傾向が続くと思います。
そうなるとガソリンがなくなってしまう
と心配する人がいますけども、
本当にそうなる前に、エネルギーの革命が起ります。
そんなことをあなたが心配しても
何の役にも立たないことなんです。

石油がなくなれば
必ずそれに代わるものが出てくるに決まっていますけども、
差し当たり自分は何をやればいいかということを心配して下さい。
それも自分の収入が増えることについて。


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