第1187回
■ぽちさんからのQ(質問):介護サービスについて

いつも読ませていただいています。
参考になることが多く、感謝しております。

質問したいことがあるのですが。
老後、これからは家族の世話にならずに暮らしたいと思う人、
そうせざるを得ない人が増えると思います。
その人たちの大半(自分を含めて)は、
物価・人件費の安い国のサービスを、
お互いの幸せのために使うことを考えないと
やっていけないと思うのですが。

邱さんは、海外に出て行く流れと、
海外から介護をする人たちが入ってくる流れと、
どちらの流れが先に主流になるとお思いになりますか。


■QさんからのA(答え)

2国間、もしくは多国間で仕事をやる場合は
一方的な流れということはないんです。
戦争中に日本は中国を相手に戦争をしましたけど、
その時だって日本国中で中国の歌が流行ったというのは
年配の人ならみんな記憶に残っている通りです。

今日中国に技術とお金を持っていくのは
一つの大きな流れですけど、
その反対の形というのが必ず考えられます。
日本人が出稼ぎに行くように向こうも日本に出稼ぎに来ます。
その場合、日本で一番不足するのは年寄りの面倒を見る人と、
農業をやる人ということになりますから、
実現の日もそう遠い先のことではありません。

ただ出入国には国の政策がありますし、
政治家たちの思惑もからみます。
したがって時間はかかりますが、
その準備をされることには賛成です。


←前回記事へ 2005年11月30日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ