第1212回
■maedaさんからのQ(質問):日本国内での中国語の需要

拝啓、いつも為になる話を拝見させて頂き
誠にありがとうございます。
早速ですが、今後、中国の経済がどんどん発展していけば、
中国からの旅行客の増加や企業の進出が進んでいくと思います。
そうなれば、日本国内における中国語の需要は、
上がっていくと思いますが、
先生は、どうなるとお考えになりますか?

私は以前に中国語を勉強していた事もあり、
簡単な日常会話ぐらいなら出来ます。
今後それが必要となれば、
これからの勉強にも一層身が入ると思います。
どうかご意見をお聞かせ下さい。


■QさんからのA(答え)

グローバル化の時代になりましたから、
人間の行き来は増える一方です。
中国人が日本に来るだけでなくて、日本人も中国に行くし、
そのどちらにとっても相手の国の言葉を覚えることは必要です。
私は25年も前から日本語学校をやっていて、
おそらく20万人以上の人を教えたと思います。
また中国に行った日本人が
どうしても中国語を習いたいというので、
台北や上海の教室では中国語も教えております。
上海では一つの教室だけで
500人の日本人が中国語の勉強をしております。

日本国内でも当然その必要があります。
現に私の所にも中国語教室があって、
いろんな方が勉強をしておられます。
今後中国人が来ることはもちろん間違いないし、
日本の10倍の人たちが
自由に外国へ行けるようになったとしたら、
かつて日本で起ったような海外旅行ブームが当然起ります。
そのうちのかなりの人が日本に参りますので、
商売をやる人は中国語を覚えなければいけないでしょうね。
そういう意味では、中国語ブームは
今後増えることはあっても減ることはありません。
そういう事を私に聞くよりも
さっさと中国語をペラペラ喋れるようになって下さい。


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