第1254回
■tさんからのQ(質問):非流通株問題について

毎日、楽しみに拝見しております。
「深セン高速道路は非流通株改革に関連して
 大株主からA株株主に対し、
 1株当たり0.26株の株式譲渡を行うとしている。
 H株株主には大株主からの株式譲渡はない模様。」
との報道がありました。

H株株主の立場からは一見、
A株株主が優遇されているように思われ、
A株を購入できない外国人投資家には
不利なように感じられるのですが、
先生はどう考えられますか?
他にも非流通株を抱えている銘柄は多数あると思うので、
このようなケースが増えるのでしょうか?
いまいち理解に欠けているので、
非流通株問題についてご教授願えれば幸いです。


■QさんからのA(答え)

中国のA株の資本金は
大株主を国かそれに準ずる組織が占めています。
その大株主は株を市場に出して売ることを禁じられていますが、
それじゃあ不合理なので、
大株主が株を売れるようにする条件として、
市場で株を買った株主に無償で一定の株を渡す案を
政府が考えたのです。

それをやるからには本当なら
B株の株主にもやるのが正しいんじゃないかと思いますけど、
B株は数が少ないし、値段もA株より安いですから、
無視されてしまったという観があります。
B株の株主が圧力団体になれるほどの力が無いことも
関係があります。

必ずしも公平な措置とは言えませんが、
B株がA株と合併してしまえば、
問題は一応うやむやに片付いてしまうでしょう。
B株の株主が抗議をしない以上は
それで通ってしまうことになるでしょうね。


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