第1298回
■ちょりさんからのQ(質問):中国のペット市場

もしQ、ハイQともに毎日楽しみに
拝見させていただいております。
さて、最近中国においても生活レベルの向上に伴い、
ペット関連の市場が急激に伸び始めているという話を耳にしました。

しかし、つい先日旅行で中国を訪れた際に
若い女性のガイドさん(現地の方)は、
「中国では日本と違って犬を見ると美味しそうと思う。」
と言っておりました。
欧米とは歴史的な部分でも
動物に関する接し方が異なっていたでしょうし、
なかなか一般の方々は
ペットにお金をかけるようにはならないのかなとも思いますが、
実際のところはどのような状況なのでしょうか?

また、そうはいっても今後この分野は確かに成長すると
私も予測しておりますが、
現在株式公開をしている企業の中で、
この事業に取り組んでいる企業はあるのでしょうか?
ご教授のほどよろしくお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

中国では俗に
「四つ足で食べない物は机、
空を飛んでいる物で食べないのは飛行機だけ」
と言われていました。
ですから犬や猫どころかネズミだって食べられてしまいます。
かつて香港のイギリス人の人が広東省の将軍の所に犬を贈って、
しばらく経って「犬はいかがでしたか?」と聞いたら、
「うむ、あれはおいしかった。」と言われた
という笑い話が今でも残っているくらいですから。

中国では一頃、ペットを持つと
1年に5千元も鑑札代をとられたこともありました。
最近は豊かになって犬や猫を飼う人もかなり増えています。
でも、ペットのために
人間に使うよりたくさんお金を使うようになるのは、
まだまだ先のことです。
自分が中国に住んでペットをお飼いになるのはご自由ですが、
金儲けのタネにするのはもっとずっと先のことですね。


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