第1338回
ピヨ子さんからのQ(質問):警備会社の経営するアパート

犯罪が増える中、日本の女性の為に
これはと思えるビジネスがありました。
「警備会社の経営するアパート」です。
アパートの敷地内に防犯カメラを設置
管理人ではなく、警備会社のガードマンを
レセプションに座らせて敷地内に入ってくる人間を確認
外から中に入る際にブザーで知らせ、
ガードマンがボタンを押す事で門が開き、
住居者はアパート内へ入ることが出来る など。

ガードマンとは別に管理人と清掃担当者をおきます。
アパート全ての部屋を警備会社が受け持つのでは無く、
分譲にして各部屋の責任をその大家に任せます。(建物の破損など)。
以前 留学していたアパートがこのタイプでした。
友達の多くは空き巣や自宅前で襲われたり散々だったようですが
このアパートのおかげで一度も危険な目に会いませんでした。
自己管理と運とはいえ、
たんにサービスの行き届いたマンションでは無く、
警備のプロが管理するアパートは日本の女性にも流行るのでは?
と思います。
永漢さんのアドバイスを頂けると嬉しく思います。
宜しくお願い致します。


■QさんからのA(答え)

治安の心配ないアパートはどこの国でも必要なんです。
日本では比較的その問題が少いので
鈍感な人が多いようですけど
私のように大陸でマンションを経営してますと
その事にもの凄く神経を使います。
別にあなたの大発見というわけではございません。

仮に大発見だとしても、
その事はあなたにとって何のプラスにもなりません。
何故ならアパートを作るのはもの凄くお金がかかります。
またアパートの経営はあなたが考えるほど
採算にのるものではありません。
常にテナントが入ってくれるならよろしいんですけれども、
治安の悪い所に住む人達は
1年か2年ですぐ帰ってしまいます。
空いた部屋を埋めるだけでも大へんな努力が必要です。
お年から見てもそういう事がやれる年齢ではありませんし、
実現不可能なことですから、
鬼の首でもとったように舞い上がらないで下さい。


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