第1349回
IさんからのQ(質問):技術供与をしないワケは?

中国の環境汚染レベルは
どのくらいの程度のものなのでしょうか?
なぜ省エネルギー先進国である日本が、
ODA・円借款といったお金だけの供与でなく、
技術供与を行わないのでしょうか?
それとも中国が拒否しているのでしょうか?
地球規模の利益分配の視点から見ると、
極めて単純で最善の策と思うのは私だけでしょうか?


■QさんからのA(答え)

工業が発展すれば環境汚染は避けられません。
以前に私は「中国での環境事業はどうですか?」
という質問を受けたことがあって、
「中国の人は勘定高くて
改善をしないと罰金を食らいますけど、
その罰金を払うのと設備を整えるのと
どちらが有利かと考えて、罰金を払う人が多いので、
この商売は難しいですね。」
と言いましたら、
「邱先生に反対です。」と手紙をくれた人がおります。
私は事実を言っているだけのことでありまして、
何も意見を述べているわけじゃないのにです。

そうは言っても中国はこれから汚染の問題を
片付けなきゃならない所まで来ておりますので、
私も環境保全の事業に興味をもっております。
汚染の問題とかゴミをどうやって処理するかということについて
私なりに取り組んでいる所です。


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