第1369回
チャントさんからのQ(質問):中国は金利が低い?

先生からはいつも刺激を受けております。
今後も変わらぬご活躍をお祈りいたします。
さて、世界的な株価上昇が続いています。
そしてそれを押さえるように金利上昇もしています。
中国は年10%程度GDPが伸びている割には、
金利が低いと思います。
3ヶ月定期預金金利は2%台でしょうか。
デフレとインフレが混在しているようにも感じております。

例えば衣料価格はデフレ、
不動産はインフレといったところでしょうか。
どちらにしろGDPが10%程度伸びているような国で
金利が2,3%となっているのはどうしてなのでしょうか?
一時期需給の悪化が深刻だった株式に
お金を向かわせようとでもしているのでしょうか?

先生のご意見をお伺いしたく存じます。
よろしくおねがいいたします。


■QさんからのA(答え)

金利が高いとか低いとか言っても
銀行が貸し出す金利と銀行が預かる金利は別のものです。
預かる金利の方を中国の政府が低めに抑えて
銀行が儲かるようにしているという面は当然ございます。
それを銀行同士で競争をして
銀行金利を上げるという可能性はあまりありません。
ですからそのことと産業界の発展はまた別であります。
いまの中国はものすごい勢いで経済成長が続いておりますので、
みんなの給料の上がるスピードも早いんですね。
それが国内における消費市場の活況につながっておりますので、
日本みたいにもうこれ以上は伸びないという所に来て
なおかつ金利が低いというのとはわけが違います。

日本の場合も、最近、少しずつ
貸出金利がだんだん高くなる方向に向かっておりますので、
銀行がタダみたいな金利で預かって、
元手に比べて
それこそ何十倍もの金利を稼いでいます。
そのおかげでやっと銀行が立ち直ってきた
と見てよいでしょう。
あなたのいまおっしゃる金利は
預金金利のことだと思いますけど、
もう少し経済金利が上がったら、可分所得がふえますから
景気振興の刺激になるでしょうね。
でも石油も上がれば税金も高くなる方向ですから、
政府はそういう政策はとらないと思います。


←前回記事へ 2006年5月31日(水) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ