第1371回
ぱすたさんからのQ(質問):不動産株選定で重視すること

こんにちは。毎日楽しく拝読しております。
以前、先生が「香港系の不動産会社に陽が当たる」
と仰っていたのを参考にして、
ヘンダーソンチャイナを購入しました。
その後、私有化という形で上場廃止になりましたが、
思わぬプレミアが付いたので驚きました。

質問ですが、不動産株といえば万科企業が代名詞のように
人気を集め、どんどん高くなっているのに比べ
香港系の会社は業績もパッとしませんし、人気もありません。
不動産株を買うにあたり、どの銘柄にするか調べておりますが、
先生が最も重要視することを教えていただけますか?


■QさんからのA(答え)

いま中国資本の不動産会社の中で一番先頭を走っているのは
ご指摘のように万科企業です。
それだってやはり政府の政策に左右されて
値下げをすることもございます。
ここのところずっと調子が良かったんですけど、
香港系の不動産会社だけでなく、
不動産会社はみなが足踏みをしています。
たぶん万科企業も
それに足並みをそろえる時期があると思います。
でも不動産株はそういう時に買うものであって、
高値を追うと必ずしっぺ返しを食います。

香港系の業績がパッとしないと言いますけど、
パッとしない時があるから上昇する時があるんであって、
それでおしまいというわけではございません。
むしろ不動産株には今後もよく注目をされて、
持っている株はそのまま放っておいてもいいし、
上手く立ち回ろうと思えば
思い通りになるかどうかわかりませんけど、
安いときに買って高いときに売るということもできます。
長期的に見たら不動産ブームは
今後も続くと考えてよいでしょう。


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