第1380回
TさんからのQ(質問):辛辣なお言葉を

先生と逆のことをしましたら、案の定儲け損ないました。
そう、中国国際コンテナ株のことです。
この所の急激な切り返しには、些か面を食らっております。
別に、損をしている訳ではないのですが、
中国国際コンテナが暴落した時、
私にはかなり深刻な状況として伝わって来ましたが、
その時先生は果敢に安値を拾っておられたことも承知しております。

私は、然したる情報ツールを持ち合わせておりませんので、
所謂優良株と思しき銘柄しか購入いたしません。
その優良株を中心とした中国株の急騰で、
買いたい銘柄のほとんどは値上がりしてしまい、
あまり購入意欲をそそられません。
精々不動産株で出遅れている新世界中国を
せっせと買い込んでいる位なもんです。
こんな馬鹿なあたくしに、辛辣なお言葉をお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

中国株の情報に欠けている点では
私もそんなには違いはありません。
ただ、ふだんからよく気をつけておりますので、
その時その時の細かい数字のことはわかりませんけど、
それぞれの会社の性格を私なりに把握しているつもりです。

中国コンテナみたいな会社は
そのまま沈んでしまうわけじゃありません。
何らかの形で叩き売りされた時は
買いに回った方がいいんじゃないかと考えていました。
それを実行に移しただけのことです。
いまになってみると、株価が戻っただけでなく、
非常に高い配当も出しております。
ですから、例えば上海振華とか中国コンテナは
いずれも港の仕事をやっているところですけど、
やっているスケールも世界的なスケールだし、
取引先も世界的な相手とやっておりますから、
いきなり悪くなるということは先ずないと思います。

中国の株の場合でも
高い株ほどよく上がるという原則が
そのまま適応できる会社がいくつかあります。
そういう会社の株は高いから少ししか買えませんけど、
その代わり質の高いものですから、
時間がたってみると金の儲かる可能性は強いと思います。


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2006年6月11日(日)

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