中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1414回
たかのりさんからのQ(質問):知らない国の株を持つこと

20年前に「籠一杯の価値ある情報」と言う本を
父からもらい読んでからQさんのファンになり
経済のことが全然分からなかった僕が
今では株で少しは儲けられるぐらいになりました。
Qさんの講演会でサインしてもらった本は大事にしまっています。

現在中国株と日本株を2000万、2000万の割合で持っています。
日本株は生活の足しと趣味に
中国株は長期で持って老後の為にと思っています。
が、僕は中国に行ったこともなく
中国の企業もネットの情報としてしか知らず
何も知らない国の何も知らない企業を長期で持つのは
変なような気もします。
このことについてQさんは、どう思われますか?


■QさんからのA(答え)

頭の中で考えずに足で歩いて下さい。
私の半分ぐらいの年なのに、
いまだに中国へ行ったこともないなんて、おかしいと思います。
中国株を買うなら私なら先に中国を見に行きます。
そしてどの程度この国の経済が伸びるのか考えて、
それを今度は自分たちが住んでいる日本と比べて、
どういう具合に金を投じたらいいかというのを
その時点で判断するというのがよろしいと思います。
1回旅行するのに10万円かからないですむのに、
2000万円もお金を投じていながら10万円を惜しんだんじゃ、
いい結果は得られませんよ。
もちろん旅行してみたからといって
それですぐ株が上手になるわけではありません。
でも少なくとも判断の基準が違ってくると思うんです。

つい日本人だから
半分ぐらいは日本の株を持っていないと心配だ、
と思ったりしますけど、
今時お金はどこへでも動くんです。
日本の株だって一番高いときは39,000円していたけど、
安い時は7,000円くらいまで下がっています。
本当は日本株も世界で一番危ない株の一つなんです。
それを日本株なら大丈夫と思うのは、
自分が知っているからと思っているだけのことです。
それ自身が錯覚なんです。
ですから、自分の考え方を常に修正するということが、
株に限らず人生を生きて行く上で
大切なことじゃないでしょうか。


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2006年7月15日(土)

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