中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1511回
岩手の熊さんからのQ(質問):バイオの次は薬品?

貴重なご意見を頂、投資の道標にしております。
心から感謝申し上げます。
今回も先生のご意見を頂戴したくメール致しました。
車、環境、建設、バイオと来れば次は薬品でしょうか?
常茂生化と比較検討している中で
東瑞製薬にたどり着きました。
現在、株価が0.8HKD前後、配当0.05HKDであり
買い安心感もあり買い増し中ですが、
06上半期増収減益が気になっております。
常茂生化の例もあり一時的な減収であると
楽観的に考えています(根拠はありません)。

昨年8月以降の新焦點のにおいがするのですが、
私の鼻が悪いのでしょうか?
先生のお考えをお教え頂ければ幸いです。


■QさんからのA(答え)

昨今の薬屋さんは私があげたバイオの部類に属します。
中国は年々豊かになりますので、
豊かになった人たちがどういうお金の使い方をするか
ということを頭に入れて判断して下さい。
今までは死んでも命は惜しくなかったけど、
少し豊かになると途端に命が惜しくなります。
薬の売上げが増えるのは先ず間違いありません。

今あなたがおっしゃっている東瑞製薬も、
当然私の注目している株の一つです。
この会社は私も工場を見学しております。
立派な会社であることに間違いはありませんが、
中国の薬屋さんの欠陥は、
自分で大きな研究所を持って新しい薬を作ることを
まだやれる立場にいないことです。
薬のメーカはどこもやっと芽を出しはじめたばかりですから、
世界中で特許の切れた薬品を作ることからはじまったばかりです。
当然東瑞もその中の一つです。
その割には業績もいいし会社もきちんとやっておりますので、
いずれ業績が良くなる会社の一つと見ております。
今年の上半期は売上が増えたにもかかわらず、
利益がほんの少しですけど減りました。
そのことが気になって
わざわざ蘇州の工場まで現場を見に行きましたけれども、
国内の競争が激しくなったことと、
もう一つは中国の政府が薬価に対して神経質で、
値下げをようきゅうするので売価が下がって、
売上が増えたのにもかかわらず利益が伸びませんでした。

その対策として、
一つはもっと増産が出来る体制を整えていること、
もう一つは別の薬の販売をすすめていますから、
数ある製薬会社の中で、
成長株の一つにあげていいんじゃないかと思っています。


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2006年10月20日(金)

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