中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1522回
娘のパパでいさせてさんからのQ(質問):減収減益が理解できません

こんにちは先生!最近、経済誌の紙面上ではありますが、
久方ぶりに先生のご尊顔を拝見できてうれしく思っています。
その顔色からお察しするところ、益々お儲けのようですね。
さて、このところの中国B株ですが、
先駆していた優良株は軒並み下落し、
赤字体質の抜けきらない低位株が
おもちゃのように売買されています。
持ち株のウエイトは低いのですが、
これまで幾度となく取り上げ頂いている
ピルキントン硝子についてご質問させてもらいます。

建設ラッシュや自動車販売の好調さに反して、
またもや中間決算は減収減益。
過当競争とはいえ一向に収益の改善されない状況について、
理解に苦しんでおります。
今後の展望についてご指南の程よろしくお願いします。


■QさんからのA(答え)

優良株が軒並み下落して、
赤字の抜けきらない低位株の方が
おもちゃのように売買されていると言いますけど、
それはあなたの常識から見てそう言っているだけのことであって、
自分の常識が常に正しいわけではないんです。
世の中が変わると、産業界の浮き沈みも変わるんです。
そうすると今まで一流株と思われたのが、
お金が儲からなくなれば当然株価は安くなるし、
反対に今まで人の目にもつかなかった会社が
お金を儲けるようになったら、
そういう会社が値上がりを始めるということもあり得ることです。

自分の先入観で物を見ないで、
自分の考えていることと世の中で起ったことがスレ違った場合、
正しいのかはたしてどちらなのか、どちらが間違っているのか、
もしかしたらあなたの方が違っているということもあるわけです。
私の場合は、いつも自分にそういう具合に話しかけて、
もう一ぺんものを見直すということを絶えずやっております。

ご質問のピルキントンは、
私もたくさん株を持っている会社の一つですけども、
ガラスは去年から今年にかけてはコスト高になったことと、
建設ブームが押さえ押されになったせいで値下がりしております。
ですから今年も業績はまだ回復しておりません。
でも燿華ピルキントンは株主を大事にする会社ですから、
自分が具合が悪いときは株主にも辛抱してもらうけど、
自分たちがお金が儲かるようになったら当然配当も奮発します。
同じ上海株の中でもすぐれた会社の一つだし、
昔買ったものですから、利回りもそう悪くはないので
あんまり下がったら買い増しをする積りです。


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2006年10月31日(火)

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