中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1538回
○ちゃんさんからのQ(質問):香港の証券会社

毎日教えていただき勉強になります。
さて香港上場の大福証券665の株価についてですが、
業績がいい割には上がらず
中間決算発表後には下落し続けています。
日本の常識ですと香港株が上昇しているのなら
連れ高するのですが、
香港の証券会社には何か特殊な事情があるのでしょうか。
例えば、証券会社の数が多く競争が激しいとか。

何分状況がわからず業績見通しだけで買ってしまって、
塩漬けか買い増しか売却か困っているところです。
よろしくご指導を承りたいと思います。


■QさんからのA(答え)

ご存知と思いますけど、
中国の証券会社の手数料は日本よりずっと安いんです。
ですから一生懸命仕事をやっても
そんなに儲かるわけではありません。
あなたのおっしゃっている証券会社は
香港の周大福という財閥の関係の会社ですけど、
証券会社は株価は軒並み安いだけじゃなくて、
財務の状態が悪くてよくひっくり返るんです。
ですからあまり人気がありません。

これから中国経済の発展の中で一番付加価値の多い仕事は
やはり工業生産でしょう。
他の追従を許さないような
ユニークな技術を持っている会社が強いと思うんです。
また、資源が不足しますので、
その資源を提供しているところが
割合に陽が当っていると言っていいと思います。
最近は中国の銀行が次々と香港で上場するようになって、
いま人気が集中しておりますけれども、
銀行もこれからやっとよくなるところです。
どの銀行がよくなるかというと、
外国の一流の銀行が株主になっている銀行、
たとえば交通銀行などは株価が高くなっています。
しかし、証券会社はまだ当分下積みでしょうね。


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2006年11月16日(木)

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