中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1541回
まさに和だねさんからのQ(質問):投資の辿る道

邱先生、いつもためになるお話ありがとうございます。
今回は投資の辿る道をお尋ねします。
私は会社に入りたての若い頃、
運良く先生の著作「お金のたまる人はここが違う」にめぐり合い、
拝読させていただきました。
いまその頃に比べると倍も歳をとってしまいました。
あの頃本の中に書いてあった金額、
昔は驚いていたものが、
今はあまり違和感を感じないものとなってきました。

昔は定期預金を積み立て、
一塊になったら株に投資したりしてきたのですが、
数十塊になってきたらやはり次はまた不動産など
別のやり方をするべきでしょうか?
先生の仰る通り、登ってくうちに見える景色が大分違ってきました。
よろしくご教授お願いします。


■QさんからのA(答え)

私が言っていることは
サラリーマンをやって貯めている程度のお金と、
その何万倍ものお金を持っているのとでは
物を見る尺度が違うということです。
平地に立って物を見ているのと、
10階に上がって物を見るのと、
また100階に上がって物を見るのとでは見える風景が違います。
ワイシャツが1枚買える人とビル一軒買える人とでは
当然物の考え方が違います。

あなたもかなり金持ちになって、
だんだん視界が広くなったのでしょう。
これからどうやってやって行くかということになりますと、
もちろん不動産もその視界に入ってまいります。
それをどのように扱って行くかということについては、
人に聞くよりも、
おそるおそるでも自分で試してみるのが一番だと思うんです。

理財はその時その時によって
物の見方を変えなければうまく行きません。
不動産を視野に入れてお話をしているようですけど、
不動産と言うのはそれを持っておれば絶対大丈夫だ、
と言われた時代もありましたが、
この10年間は、「不動」と言うだけに、
持っていたら身動きができなくなる財産だ
と言ってもいいかも知れません。
ですから固定観念にとらわれずに
損を覚悟で少しずつ実験的に勉強するのがよろしいと思います。


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2006年11月19日(日)

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