第1604回
■大小さんからのＱ（質問）：マカオでの不動産投資

初めまして、先生の著作を拝読し、
ＨＰを知り質問させていただきます。
私は三十代後半独身の男です。
学校を出て、十数年一つの企業で一所懸命に働いてきましたが、
三年前に身体を壊し腎臓を一つ摘出したのと、
会社が合併したのを契機に考え方を変え、
現在は会社勤めながら投資にも注力し、
都内、埼玉にマンションを五戸と
一部の日本新興株式を中心に資産は一億円に届きました。

もともと中国に興味があり、
学生時代にも香港に何度か旅行しておりますが、
マカオへの投資を検討しております。
投資信託は好きではありません。
タイパ島のセンチュリーホテルの前に
ホープウェルが分譲するマンションが建ちます。
ツーベットで日本円で3,500万円位です。
賃貸でまわして、あわよくば売却益を狙いたいのですが
投資対象としてどのようにお考えでしょうか。

マカオに知り合いもいなければ、中国語もできませんが
投資とは労を惜しまないことが成功への道だと考えております。
以前、ポウサダ・デ・サンチャゴホテルを
本の中でご紹介されていた先生の考えを
ご教示いただきたく宜しくお願いいたします。

■ＱさんからのＡ（答え）

自分が好きでやることなら私が口を出すことはないと思います。
自分の好きなようにおやりになるのがいいでしょう。
ただご存知のようにマカオは産業の発達しているところじゃなくて
博打場です。
私は株式投資はやりますけど、博打はやりませんので、
マカオに行く時は
世の中にこんなバカバカしいことに夢中になる奴が
よくこんなにたくさんいるなあ、と感心しています。
それでもマカオのメシは割合美味いですから、
わざわざ食事をしに行くこともあります。

マカオは風情もあるところでもあるし、
泊ったり遊んだりするのには悪いところではありません。
でも投資の対象ではありません。
同じお金をマカオと上海のどちらで投資しますかときかれたら、
私は投資は上海でして、マカオには遊びに行きます。