第1825回
■仲通りさんからのＱ（質問）：含み益への課税対策

Ｑ先生
いつもハイＱコラムで勉強させていただいております。
2000年前後に、北京エンタープライズを手始めに
中国株への投資を開始しました。

その後は不動産、インフラ、電機などのセクターの
有力企業を中心に買い集めてきました。
ひところの低迷期にも買い持ちを続けて
現在20銘柄ほどを持っておりますが、
このところの株高もあって含み益がほぼ１億円に達しました。

以前から、有望企業への銘柄の入れ替えと、
先物などディリバティブの導入のために、
持ち株の一部売却を検討しているのですが、
１割のキャピタルゲイン税がかかるということで躊躇しています。
含み益への課税への対策について、
先生のご教示をいただければ幸いです。

■ＱさんからのＡ（答え）

税金のかかることを気にして、
それをどうやって逃れるかを考えるなら、
税金のかからないところに住む以外に方法がないと思います。

税金がかかるのが嫌さに
持っている株を売らなきゃいけない時に売らないとすれば、
それは投資の方針をひん曲げることになりますから
明らかに間違ったやり方です。
１割の税金なんかどうでもいいことなんです。
その10倍儲ければいいんですから。

世界中には税金が嫌という人がたくさんおりますので、
そういうことを頭において生きるなら、
そもそも日本に住まないで
税金のかからない所にいって住めばいいんです。
明日から荷物を片づけて、
どうぞ税金のかからない所へ引越して下さい。