中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1915回
■永遠の初心者さんからのQ(質問):集中と分散

老後の「自由」を獲得するため、
限られた資金を分散投資しています。
国内56%、中国(香港H株)28%、
インド8%、ロシア・東欧8%です。
「兵力の集中活用」が戦の王道とは思いますが、
一つの籠に全部のりんごを盛るのも不安があります。
集中と分散に関する先生のお考えをお聞かせ下さい。

また情報の少ない「外国株」より、
外国でメシの食える「国内株」という考えに対しては
どうお考えになりますか?
今のところ日本で暮らし一生を終える予定です。
お忙しい中、恐縮ですが何卒よろしくお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

あなたの言う「一つの籠にたくさんのりんご」というのは、
1銘柄に集中するなということで、
小さなお金を色々な国に分散しろということではありません。

経済の発展のスピードの早い所で
いくつかの銘柄に投資しなさいという意味です。
30年後にお金になる所と
明日お金になる所とを一緒にしたのでは
待っているうちにこちらが死んでしまいます。
死んだ後のことを考えるより、
明日か明後日のことを考えて下さい。


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2007年11月28日(水)

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