中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第1985回
田中宏昌さんからのQ(質問):中国での起業について

邱先生、いつもありがとうございます。
邱先生の本と出会ってから2年ほど経ちますが、
私の興味の方向がどんどん先生に感化され、
考え方の基本にも、とても影響を受けました。
そしてついに12月、上海への移住をしたばかりです。

私の中国語は挨拶に毛が生えた程度ですので、
ある程度は喋ることができるようにと、
2月からの半年間、市内大学への語学留学を決めています。
それが終わってから、3年ほど
どこか勉強になり、よい人脈も作れる場所で仕事をして、
それから上海で起業しようと考えています。

起業分野につきましては、
やはり中国人にはなかなか務まらない
サービス業あたりで考えています。
上海の激流を感じながら、山あり谷ありだとは思いますが、
ぜひ、この先の道筋へのアドバイスをお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

言葉を覚えるためには
学校に行くより現地で仕事をやった方が早いんです。
学校で習う中国語というのは、
家に帰ると日本人同士で日本語を話してしまいますから、
いつまで経っても上手になりません。

いま私の所で働いている人たちは
みんな中国へ行った時には片言も話せませんでした。
でもいまは皆ペラペラです。
その中で一番上手い人は始めは学校に行きましたけど、
放課後日本語をしゃべったら駄目だと、
日本人のいない長沙という所へ移って、
あっと言う間に上手になったんです。

ですからどうせ上海で仕事をやる気なら、
先ず学校へ行くという方法もありますけど、
仕事をしながら覚えれば
覚えるのも早いし、仕事に必要な言葉も覚えられると思います。
あまり難しく考えないで実行して見たら?


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2008年2月6日(水)

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